ＣＡＩＣＡＤ、非開示だった今期最終は赤字縮小へ

　ＣＡＩＣＡ　ＤＩＧＩＴＡＬ <2315> [東証Ｓ] が10月16日大引け後(15:30)に非開示だった業績見通しを発表。23年10月期の業績予想は連結最終損益が38.4億円の赤字(前期は62.4億円の赤字)に赤字幅が縮小する見通しと発表した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　当社グループは「ITサービス事業」と「金融サービス事業」を展開しております。この内「金融サービス事業」は、経済情勢や暗号資産等の環境の影響を受けることから業績予想を行うことが困難であるため、連結業績予想を非開示としておりました。しかしながら、本日付「（開示事項の経過）連結子会社の異動を伴う株式譲渡契約締結完了に関するお知らせ」にて開示しましたとおり、予定通り株式会社クシムへの当社子会社の株式譲渡契約締結が完了し、当社グループの「金融サービス事業」の抜本的な構造見直しに目途が立ったことから、精査中でありました「金融サービス事業」の構造見直しに係る費用や、最近の業績動向をふまえ、現時点で入手可能な情報をもとに通期連結業績予想を開示いたします。2023年９月21日付「株式会社クシムとの資本業務提携及び第三者割当による新株式の発行に関するお知らせ」及び「連結子会社の異動を伴う株式譲渡に関するお知らせ」にて開示しましたとおり、暗号資産交換所Zaifの運営及び暗号資産関連事業を営む子会社を売却いたします。また、2023年10月４日付「カイカ証券の第一種金融商品取引業と投資運用業の廃止に関するお知らせ」にて公表しましたとおり、カイカ証券の第一種金融商品取引業と投資運用業の廃止を決定いたしました。これまで当社グループの業績面、キャッシュ・フロー面で大幅なマイナスの影響をもたらしていた「金融サービス事業」の構造を抜本的に見直すことで、今後、当社グループは収益力の向上を図ってまいります。なお、「金融サービス事業」が属する子会社売却に伴い、株式会社カイカエクスチェンジホールディングス、株式会社カイカエクスチェンジ及び株式会社カイカキャピタルの３社は2024年10月期より当社の連結の範囲から除外されます。（注）上記の連結業績予想は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。