決算プラス・インパクト銘柄 【東証スタンダード・グロース】引け後 … エヌピーシー、イオン北海道、関通 (10月11日発表分)

配信元:株探
投稿:2023/10/12 15:23

―決算で買われた銘柄! 上昇率ランキング―

 企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

 以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証スタンダード・グロースの銘柄である。株価が決算発表前日の10月10日から11日の決算発表を経て12日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1 コックス <9876>
 24年2月期第2四半期累計(3-8月)の連結経常利益は前年同期比3.2倍の10.1億円に急拡大し、通期計画の6.2億円に対する進捗率が162.4%とすでに上回り、さらに前年同期の74.6%も超えた。

★No.2 幸和製 <7807>
 24年2月期の連結経常利益を従来予想の7億円→12億円(前期は6.6億円)に69.7%上方修正し、増益率が6.2%増→80.2%増に拡大し、従来の3期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

★No.3 エヌピーシー <6255>
 23年8月期の連結経常利益は前の期比56.1%増の9.6億円に伸び、24年8月期も前期比64.5%増の15.8億円に拡大する見通しとなった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード 銘柄名    市場  上昇率  発表日 決算期 経常変化率

<9876> コックス    東S   +18.08   10/11  上期   223.25
<7807> 幸和製     東S   +13.31   10/11  上期    88.93
<6255> エヌピーシー  東G   +12.13   10/11 本決算    64.49
<2999> ホームポジ   東S   +4.31   10/11 本決算    27.91
<9326> 関通      東G   +3.39   10/11  上期    -7.43

<9253> スローガン   東G   +3.15   10/11  上期   -17.03
<4760> ALPHA   東S   +2.16   10/11 本決算    黒転
<8886> ウッドF    東S   +1.51   10/11   1Q    赤転
<7512> イオン北海道  東S   +1.14   10/11  上期    12.93
<8198> MV東海    東S   +1.13   10/11  上期    26.08

<7515> マルヨシ    東S   +0.73   10/11  上期     -
<7713> シグマ光機   東S   +0.66   10/11   1Q   -10.84

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした12日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。

株探ニュース
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