三菱自が4年8カ月ぶり高値圏、中国生産撤退報道に買いで反応◇
三菱自動車工業<7211.T>が3日ぶりに反発し、2019年1月以来、およそ4年8カ月ぶりの高値圏に浮上した。日本経済新聞電子版が27日の取引終了後、「三菱自動車は中国の自動車生産から撤退する方針を固めた」と報じた。広州汽車集団と合弁で運営する中国唯一の新車工場での生産から撤退する。同工場では販売低迷を受けて今年3月から新車生産を停止していたという。事業の選択と集中に向けた取り組みが進み、収益性の向上につながるとの受け止めが広がり、株式市場は買いで反応した。報道によると、合弁会社は存続する一方で、三菱自と三菱商事<8058.T>は出資分を引き上げる見込み。現地では地場企業のブランド力向上で、販売が低迷していたという。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
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