*14:38JST アールエスシー Research Memo(8):2024年3月期の連結業績は、通期でも大幅な増収増益予想
■業績見通し
1. 2024年3月期の業績予想
2024年3月期の連結業績予想についてアール・エス・シー<4664>は、期初予想を据え置き、売上高を前期比21.4%増の7,318百万円、営業利益を同14.0%増の218百万円、経常利益を同14.9%増の228百万円、親会社株主に帰属する当期純利益を同30.5%増の167百万円と増収増益を見込んでいる。
売上高は、引き続き友和商工の連結化や同社単体の着実な伸びが増収に寄与する想定となっている。利益面でも、先行費用の負担増などを見込むものの、増収による収益の押し上げにより増益を確保する。
2. 弊社の見方
第1四半期業績の通期予想に対する進捗率を見ると、売上高が約30%、営業利益では約66%と高い水準にあることから、通期予想の達成は十分に可能であると見ている。もちろん、今後の先行費用のかけ方や一時的な季節要因などによる業績への影響には注意する必要があるものの、想定外の費用等の発生がない限り、業績が上振れる可能性も視野に入ってくると考えられる。注目すべきは、友和商工とのシナジー創出や、アジラとの業務提携を始めとする新技術の導入など、来期以降の事業拡大に向けた動きであり、中長期的な視点から同社の成長戦略の進捗をフォローしたい。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫)
<AS>
1. 2024年3月期の業績予想
2024年3月期の連結業績予想についてアール・エス・シー<4664>は、期初予想を据え置き、売上高を前期比21.4%増の7,318百万円、営業利益を同14.0%増の218百万円、経常利益を同14.9%増の228百万円、親会社株主に帰属する当期純利益を同30.5%増の167百万円と増収増益を見込んでいる。
売上高は、引き続き友和商工の連結化や同社単体の着実な伸びが増収に寄与する想定となっている。利益面でも、先行費用の負担増などを見込むものの、増収による収益の押し上げにより増益を確保する。
2. 弊社の見方
第1四半期業績の通期予想に対する進捗率を見ると、売上高が約30%、営業利益では約66%と高い水準にあることから、通期予想の達成は十分に可能であると見ている。もちろん、今後の先行費用のかけ方や一時的な季節要因などによる業績への影響には注意する必要があるものの、想定外の費用等の発生がない限り、業績が上振れる可能性も視野に入ってくると考えられる。注目すべきは、友和商工とのシナジー創出や、アジラとの業務提携を始めとする新技術の導入など、来期以降の事業拡大に向けた動きであり、中長期的な視点から同社の成長戦略の進捗をフォローしたい。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫)
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