20日の米株式市場の概況、FOMC受けNYダウは76ドル安

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2023/09/21 08:06
 20日の米株式市場では、NYダウが前日比76.85ドル安の3万4440.88ドルと続落した。
 
 この日、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果が発表され政策金利の据え置きが公表された。また、政策金利見通し(ドットチャート)では「年内あと1回の利上げ」の可能性が示唆された。また、2024年の年末の中央値は5.1%と前回の4.6%から引き上げられた。市場には高金利の長期化が示唆されたとの見方が浮上。金利動向に敏感なハイテク株などが軟調に推移した。アップル<AAPL>やマイクロソフト<MSFT>、アマゾン<AMZN>が安く、エヌビディア<NVDA>や台湾積体電路製造(TSMC)<TSM>が値を下げた。JPモルガン<JPM>やバンカメ<BAC>が軟調で、マクドナルド<MCD>やコストコ・ホールセール<COST>が売られた。半面、ウォルマート<WMT>やコカ・コーラ<KO>が高く、ユナイテッドヘルス・グループ<UNH>やジョンソン・エンド・ジョンソン<JNJ>、アムジェン<AMGN>が値を上げた。

 ナスダック総合株価指数は209.058ポイント安の1万3469.128と続落した。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ