マースGHD、上期経常を97%上方修正・19期ぶり最高益、通期も増額、配当も20円増額

配信元:株探
投稿:2023/09/13 16:00
 マースグループホールディングス <6419> [東証P] が9月13日大引け後(16:00)に業績・配当修正を発表。24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予想の30億円→59億円(前年同期は11.9億円)に96.7%上方修正し、増益率が2.5倍→4.9倍に拡大し、19期ぶりに上期の過去最高益を更新する見通しとなった。
 上期業績の好調に伴い、通期の連結経常利益も従来予想の71億円→100億円(前期は47.3億円)に40.8%上方修正し、増益率が50.1%増→2.1倍に拡大する見通しとなった。

 同時に、今期の上期配当を従来計画の40円→60円(前年同期は35円)に大幅増額し、年間配当は105円になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  当社は、アミューズメント関連事業、自動認識システム関連事業、ホテル・レストラン関連事業を行っております。 アミューズメント関連事業の主要販売先であるパチンコ業界におきまして、スマート遊技機(スマートパチンコ、スマートパチスロ)の市場導入に伴い、パチンコホールにおける周辺設備の設備投資は活性化し、専用ユニットの販売が好調に推移したことや半導体等の原材料の供給不足が前期よりも改善されたことから、第2四半期(累計)の売上高及び各利益は前回予想を大幅に上回る見込みとなりました。 以上のことから、前回公表しました第2四半期(累計)及び通期の連結業績予想を上記のとおり修正いたします。 なお、下期につきましては、遊技機メーカーによるスマート遊技機の販売状況が不透明である一方で、来年予定されている新紙幣発行に伴う設備の更新需要が期待されております。 現在精査している段階であり、今後更なる連結業績予想の修正が必要であると判断した場合には速やかに開示いたします。

  当社は、株主の皆様に対する利益還元を最重要政策の一つとして位置付け、安定的で適切な配当水準に業績を加味して利益配分することを基本方針としております。 上記業績予想の修正を踏まえ検討しました結果、中間配当予想を40円から60円に修正することにいたしました。これにより、2024年3月期の年間配当金予想は105円となります。 今後も業績を加味して修正が必要であると判断した場合には速やかに開示いたします。(注)上記に記載した予想数値は、現時点で入手可能な情報に基づき判断した見通しであり、不確実な要素を含んでおります。 実際の業績等は上記予想数値と異なる場合があります。
配信元: 株探

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