海外での売り上げがカギ。
1食に必要な栄養素がすべてとれる「完全栄養食」であるBASE FOODシリーズの開発・販売を行う。
同社が創業した2016年まで「完全栄養食」というジャンルの認知度はほぼ無かったため、様々なSNS等を通じて認知度を向上する努力を行ってきた結果、「完全栄養食」という領域自体が広がり、ダイエット志向の方や栄養が偏りがちなビジネスパーソンなど、ニーズが拡大した。
2019年には初めてアメリカに海外初出店を行い、2022年5月には香港最大級のECショッピングモール、2023年5月に中国最大の越境ECプラットフォーム「Tmall Global」で販売を開始。香港では販売再開から約1年で、累計販売数が10万袋を突破したとの発表もあり、海外での売り上げは今後も増加が見込める。
パスタからスタートしたBASE FOODシリーズは、パンにクッキーにと種類も味も増えてきた。海外ではドリンクタイプの完全栄養食が普及しつつあるが、同社商品は調理することでアレンジの幅が広がることも人気が高い理由の一つだ。
国内では自社ECチャネルのみならず、コンビニエンスストアやドラッグストアなどオフライン店舗での販売も行っておりこちらも順調に推移している。
通期決算説明会で、2024年2月期の売り上げ予想を2023年2月期の1.6倍となる160億円と発表しているが、1.6倍成長の自信の背景にあるのは、新商品ラインナップの拡充と営業利益率の改善策への手応え。
食物由来の肉代替品を生産するビヨンドミートをはじめとするフードテック領域の盛り上がりを見せる海外での売り上げ増加が、今後のカギとなるだろう。
関連銘柄
銘柄 | 株価 | 前日比 |
---|---|---|
2936
|
413.0
(11/21)
|
+2.0
(+0.48%)
|
著者のおすすめ
関連銘柄の最新ニュース
-
ギフトサービス『AnyGift(エニーギフト)』利用開始 11/21 19:17
-
<11月20日の5日・25日移動平均線デッドクロス銘柄> 11/21 07:30
-
東証グロ-ス指数は小幅安、買い戻し限定的で方向感乏しい 11/20 16:50
-
ベースフード(2936) ギフトサービス『AnyGift(エニーギ... 11/20 16:00
-
東証グロース(大引け)=値下がり優勢、オルツ、SchooがS高 11/20 15:33
新着ニュース
新着ニュース一覧-
今日 00:30
-
今日 00:30
-
今日 00:29
-