浜ゴム、上期最終は一転19％増益で上振れ着地、今期配当を1円増額修正

　横浜ゴム <5101> [東証Ｐ] が8月10日後場(14:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。23年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結最終利益は前年同期比18.8％増の276億円に伸び、従来の24.9％減益予想から一転して増益で着地。
　通期計画の570億円に対する進捗率は5年平均の40.4％を上回る48.6％に達した。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結最終利益は前年同期比29.7％増の293億円に伸びる計算になる。

　同時に、今期の年間配当を従来計画の67円→68円(前期は66円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(2Q)の連結最終利益は前年同期比36.7％増の179億円に拡大したが、売上営業利益率は前年同期の6.5％→6.3％とほぼ横ばいだった。

株探ニュース