ETF売買動向＝31日前引け、ｉＳ新興国株、日興ＭＳエマが新高値

　31日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前週末比31.1％増の2193億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）22銘柄の売買代金は同31.3％増の1853億円だった。

　個別ではＯｎｅ　ＥＴＦ　高配当日本株 <1494> 、ＭＡＸＩＳ米国株式（Ｓ＆Ｐ５００）上場投信 <2558> 、ＮＥＸＴ　銀行 <1631> 、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> 、Ｓｉｍｐｌｅ－Ｘ　ＮＹダウジョーンズ・インデックス <1679> など67銘柄が新高値。ＮＥＸＴ　ＮＹ　ダウ・ベア・ドルヘッジＥＴＮ <2041> 、ＴＯＰＩＸベア上場投信 <1569> 、ｉＦｒｅｅＥＴＦ　ＴＯＰＩＸインバース <1457> 、ＴＯＰＩＸベア２倍上場投信 <1356> 、上場インデックスファンドＳ＆Ｐ　インバース <2240> など10銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きでは中国Ｈ株ブル２倍上場投信 <1572> が7.92％高、ＮＥＸＴ　香港ハンセンダブル・ブル <2031> が5.68％高、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　エネルギー指数上場投資信託 <1685> が4.11％高、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　産業用金属 <1686> が3.78％高、スマートＥＳＧ３０女性活躍（ネットリターン） <2070> が3.27％高と大幅な上昇。

　日経平均株価が503円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1196億2900万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金617億9400万円を大きく上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が190億5300万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が99億1800万円、ＮＥＸＴ　日経２２５連動型 <1321> が90億1100万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が72億8500万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が66億5600万円の売買代金となった。

株探ニュース