決算マイナス・インパクト銘柄・引け後 … 岩井コスモ、アジュバン、サーティワン (7月21日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の7月20日から21日の決算発表を経て24日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.2　アジュバン <4929>
　24年3月期第1四半期(4-6月)の連結最終損益は4300万円の赤字(前年同期は1億9800万円の黒字)に転落した。

▲No.3　サーティワン <2268>
　23年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常利益は前年同期比26.6％減の8.4億円に減り、通期計画の17億円に対する進捗率は49.8％にとどまり、さらに前年同期の68.1％も下回った。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<8707> 岩井コスモ 　　東Ｐ　　 -2.89 　　7/21　　　1Q　　　 56.31
<4929> アジュバン 　　東Ｐ　　 -2.11 　　7/21　　　1Q　　　　赤転
<2268> サーティワン 　東Ｓ　　 -1.44 　　7/21　　上期　　　-26.56

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした24日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。

株探ニュース