決算マイナス・インパクト銘柄 【東証プライム】引け後 … イオン、トレファク、サムティ (7月12日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証プライムの銘柄である。株価が決算発表前日の7月11日から12日の決算発表を経て13日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　インターアク <7725>
　23年5月期の連結経常利益は前の期比25.7％増の15億円に伸びたが、24年5月期は前期比31.8％減の10.2億円に落ち込む見通しとなった。

▲No.3　イオンファン <4343>
　24年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比61.7％減の1億円に大きく落ち込み、通期計画の27億円に対する進捗率は3.9％にとどまり、5年平均の11.8％も下回った。

▲No.6　東京個別 <4745>
　24年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常損益は10.3億円の赤字(前年同期は8.2億円の赤字)に赤字幅が拡大した。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<7725> インターアク 　東Ｐ 　 -18.72 　　7/12　本決算　　　-31.80
<3093> トレファク 　　東Ｐ 　 -17.45 　　7/12　　　1Q　　　 32.57
<4343> イオンファン 　東Ｐ 　 -14.45 　　7/12　　　1Q　　　-61.68
<3608> ＴＳＩＨＤ 　　東Ｐ 　 -13.99 　　7/12　　　1Q　　　　9.63
<8267> イオン 　　　　東Ｐ　　 -3.23 　　7/12　　　1Q　　　　8.39

<4745> 東京個別 　　　東Ｐ　　 -3.19 　　7/12　　　1Q　　　　赤拡
<7818> トランザク 　　東Ｐ　　 -1.64 　　7/12　　　3Q　　　 54.72
<9381> エーアイテイ 　東Ｐ　　 -1.44 　　7/12　　　1Q　　　 -3.24
<5018> ＭＯＲＥＳＣ 　東Ｐ　　 -1.27 　　7/12　　　1Q　　　-16.14
<9946> ミニストップ 　東Ｐ　　 -1.17 　　7/12　　　1Q　　　　赤縮

<3244> サムティ 　　　東Ｐ　　 -0.49 　　7/12　　上期　　　 64.48
<3593> ホギメデ 　　　東Ｐ　　 -0.16 　　7/12　　　1Q　　　-33.26

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした13日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース