このあと6月のISM非製造業景気指数と5月の米求人件数
このあと日本時間23時に6月のISM非製造業景気指数が発表される。予想は51.2と前回から上昇が見込まれ、判断基準の50は維持すると見込まれている。
米サービス業の活動ペースは鈍ってはいるものの、拡大は継続していると予想されているようだ。発表の早い高頻度データから、レジャーとホスピタリティの大半のカテゴリーが引き続き需要の高まりから恩恵を受けていることが示されていることも上記予想に繋がっている模様。また、前回低下した新規受注の回復も見込まれている。
しかし、景気の先行きに対する懸念は残ると見られている。貸出基準の厳格化、自動車やクレジットカードの延滞ペース、パンデミック時の過剰貯蓄の枯渇など、多くの要因で逆風が強まっていることが示唆されている。第2四半期の経済成長はまだ緩やかに上昇しているが、年後半には景気後退が始まるとの懸念は根強い。
また、同時刻に5月の米求人件数も公表され、労働市場を占う上で重要な指標となる。
*ISM非製造業景気指数(6月)23:00
予想 51.2 前回 50.3
*JOLTS求人件数(5月)23:00
予想 997.0万人 前回 1010.3万人
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
米サービス業の活動ペースは鈍ってはいるものの、拡大は継続していると予想されているようだ。発表の早い高頻度データから、レジャーとホスピタリティの大半のカテゴリーが引き続き需要の高まりから恩恵を受けていることが示されていることも上記予想に繋がっている模様。また、前回低下した新規受注の回復も見込まれている。
しかし、景気の先行きに対する懸念は残ると見られている。貸出基準の厳格化、自動車やクレジットカードの延滞ペース、パンデミック時の過剰貯蓄の枯渇など、多くの要因で逆風が強まっていることが示唆されている。第2四半期の経済成長はまだ緩やかに上昇しているが、年後半には景気後退が始まるとの懸念は根強い。
また、同時刻に5月の米求人件数も公表され、労働市場を占う上で重要な指標となる。
*ISM非製造業景気指数(6月)23:00
予想 51.2 前回 50.3
*JOLTS求人件数(5月)23:00
予想 997.0万人 前回 1010.3万人
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。
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