新興市場銘柄ダイジェスト:ティムス、FフォースGがストップ高

配信元:フィスコ
投稿:2023/06/30 16:04
*16:04JST 新興市場銘柄ダイジェスト:ティムス、FフォースGがストップ高 <3645> メディカルN 410 +13
大幅続伸。29日大引け後、23年5月期業績予想の上方修正を発表、営業利益は従来予想の3.2億円から3.75億円に伸びを見込んでいる。メディア・プラットフォーム事業や医療BtoB事業において利益率の高いサービスの販売が好調に推移したようだ。また、適切な人員配置等により効率的な運営ができたことなどから従来予想を上回る見込みとなった。さらに、為替相場の円安進行による為替差益が発生したことも利益拡大に寄与した。

<6027> 弁護士コム 3815 +125
大幅続伸。29日大引け後、岐阜県内の17自治体が電子契約サービス「クラウドサイン」の導入を決定したと発表している。岐阜県では、2022年2月より電子契約導入に関する実証実験を協力事業社11社とともに実施しており、好意的な意見が多かったため全社とも今後の導入を希望する結果となったようだ。各団体における電子契約サービスの運用開始時期は、一部の団体を除き2023年10月頃を予定。クラウドサインは、自治体における電子契約サービス導入数No.1の電子契約サービスとして、引き続き全国の電子契約化を推進していく。

<7068> FフォースG 1058 +150
ストップ高で年初来高値更新。23年5月期決算を発表している。営業利益は前期比10.7%増の10.29億円。6月26日に従来予想の同1.9%増の9.47億円から8%ほど引き上げていた。顧客からのインターネット広告運用予算が想定以上に増加した。24年5月期営業利益は前期比36.0%増の14.00億円予想。安定的な運用体制を構築する一方で、生成AI活用も含めた将来の収益基盤構築のための人材投資をさらに進める計画。

<4011> ヘッドウォーター 15280 +2410
急反発。29日大引け後、NVIDIA Inceptionのパートナー企業に認定されたと発表している。同社は、NVIDIAとの連携により企業のDXやスマート化を支援してきた。今後、NVIDIAとの連携をさらに強化・拡大するためにパートナー企業として参画。同社は、NVIDIAの最新のテクニカルツールやAIリソースにアクセスでき、技術支援を受けられるほか、教育支援プログラムも利用可能となるようだ。今後、スマートシティやスマートストア、物流DXを推進する企業に対して共同提案と共同マーケティングを加速していく。

<4891> ティムス 360 +80
ストップ高。公益財団法人微生物化学研究会と、化合物探索に関する共同研究契約の締結手続きを完了したと発表している。この研究は、微生物化学研究会が有する微生物ライブラリーや化合物ライブラリーの一部を提供してもらい、ティムスが検討しているターゲットに作用する天然由来化合物のスクリーニングを行うもの。ティムスとしては、共同研究が同社の今後のパイプライン拡充に貢献するものと期待している、としている。

<4388> エーアイ 1260 +52
大幅反発。東芝デジタルソリューションズとエイベックスの合弁会社で、音声合成技術を活用したコンテンツの企画・制作・開発・運用・流通事業等を展開するコエステの株式を取得し、子会社化すると発表した。約1.41億円で全株式を取得する。成長スピードの極めて速い音声合成市場での競争力の強化等、両社に大きなシナジーを見込めるものと判断した。24年3月期の当社業績の見通しは、現在精査中としている。 <ST>
配信元: フィスコ

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