*14:26JST 日本ヒューム Research Memo(6):2024年3月期は増収増益予想、会社予想は保守的で上振れ余地
■今後の見通し
日本ヒューム<5262>の2024年3月期の連結業績予想は、売上高が前期比1.3%増の32,300百万円、営業利益が同5.2%増の1,300百万円、経常利益が同2.3%増の2,150百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同0.5%増の1,650百万円としている。基礎事業、下水道関連事業とも需要が堅調に推移し、下水道関連事業における防災関連の高付加価値製品の売上拡大も寄与して増収増益としている。
なお、会社予想は原材料価格高騰の販売価格への転嫁が課題として小幅な増収増益予想に留めたが、弊社では、需要は堅調な推移が見込まれること、高付加価値製品の拡販や原材料価格の落ち着きで利益率の改善が見込まれること、コロナ禍の影響が和らいで工事の順調な進捗が見込まれることなどを勘案すれば、業績予想は保守的な印象が強く上振れ余地があると考えている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)
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日本ヒューム<5262>の2024年3月期の連結業績予想は、売上高が前期比1.3%増の32,300百万円、営業利益が同5.2%増の1,300百万円、経常利益が同2.3%増の2,150百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同0.5%増の1,650百万円としている。基礎事業、下水道関連事業とも需要が堅調に推移し、下水道関連事業における防災関連の高付加価値製品の売上拡大も寄与して増収増益としている。
なお、会社予想は原材料価格高騰の販売価格への転嫁が課題として小幅な増収増益予想に留めたが、弊社では、需要は堅調な推移が見込まれること、高付加価値製品の拡販や原材料価格の落ち着きで利益率の改善が見込まれること、コロナ禍の影響が和らいで工事の順調な進捗が見込まれることなどを勘案すれば、業績予想は保守的な印象が強く上振れ余地があると考えている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)
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