Sシャワー Research Memo(2):多様なメディア・コンテンツ事業を展開するエンタテインメント企業

配信元:フィスコ
投稿:2023/06/30 14:12
*14:12JST Sシャワー Research Memo(2):多様なメディア・コンテンツ事業を展開するエンタテインメント企業 ■会社概要

1. 会社概要
スペースシャワーネットワーク<4838>は、ユーザーに対してコンテンツ・感動を、アーティストに対してソリューションを提供し、多様なコンテンツ、ソリューション業を展開するエンタテインメント企業である。ビジョンに「我々は音楽をはじめとするカルチャーの発展と多様性の実現に貢献し続けます。」を掲げ、有料放送を中心とするメディアセグメントの収益を維持しながら、ライブ・コンテンツセグメントやソリューションセグメントによって新しいエンタテインメントの世界の創造を目指している。

2023年3月期末の総資産は7,804百万円、純資産は3,691百万円、自己資本比率は47.3%、発行済株式数は8,811,354株(自己株式449,881株を含む)である。本社所在地は東京都港区で、拠点は大阪オフィス(大阪市北区)、福岡オフィス(福岡市中央区)、渋谷WWW/WWW X(東京都渋谷区)に展開している。グループは同社、連結子会社4社((株)セップ、インフィニア(株)、コネクトプラス(株)、(株)SPACE SHOWER FUGA(出資比率51.0%))、で構成されている。なお同社は、2015年6月に資本業務提携したフジ・メディア・ホールディングス<4676>の持分法適用関連会社となっている。

2. 沿革
1994年10月に(有)デジタルピクチャーを設立、1996年12月に商号変更及び株式会社への組織変更により、現在の(株)スペースシャワーネットワークとなった。そして1997年3月に、(株)スペースシャワーより音楽専門チャンネル「スペースシャワーTV」など全営業を譲り受けた。その後、2004年9月にプロモーションビデオ制作等を行う(株)セップ映像企画(現 (株)セップ)を設立、2016年1月に(株)アーティストコネクト(現 コネクトプラス(株))を設立、2016年2月にインフィニアの株式を取得して連結子会社化、2021年2月に合弁会社(株)SPACE SHOWER FUGAを設立した。

株式関係では、2001年4月に日本証券業協会に株式を店頭登録(その後の市場再編等に伴ってジャスダック証券取引所、東京証券取引所JASDAQに株式上場)、2011年3月にKDDI<9433>と資本業務提携、2015年6月にフジ・メディア・ホールディングス<4676>と資本業務提携、2022年4月に東京証券取引所の市場区分見直しに伴ってスタンダード市場に移行した。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)

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