決算マイナス・インパクト銘柄・引け後 … ＫＮＴＣＴ、ピープル (6月1日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の5月31日から1日の決算発表を経て2日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　ピープル <7865>
　24年1月期第1四半期(2-4月)の経常利益(非連結)は前年同期比94.9％減の600万円に大きく落ち込んだ。

▲No.2　ＫＮＴＣＴ <9726>
　23年3月期の連結経常損益は120億円の黒字(前の期は38.8億円の赤字)に浮上したが、24年3月期の同利益は前期比71.0％減の35億円に大きく落ち込む見通しとなった。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<7865> ピープル 　　　東Ｓ　　 -5.46 　　6/ 1　　　1Q　　　-94.87
<9726> ＫＮＴＣＴ 　　東Ｓ　　 -0.65 　　6/ 1　本決算　　　-70.97

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした2日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。

株探ニュース