古河機金、今期最終を一転2.5倍増益に上方修正

　古河機械金属 <5715> [東証Ｐ] が5月29日大引け後(15:00)に業績修正を発表。24年3月期の連結最終利益を従来予想の60億円→153億円(前期は62.1億円)に2.6倍上方修正し、一転して2.5倍増益見通しとなった。
　同時に、4-9月期(上期)の連結最終利益も従来予想の23億円→116億円(前年同期は34.4億円)に5.0倍上方修正し、一転して3.4倍増益を見込み、一気に17期ぶりに上期の過去最高益を更新する見通しとなった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　 本日発表の「固定資産の譲渡および特別利益（固定資産売却益）の計上に関するお知らせ」のとおり、古河大阪ビルの跡地その他の土地につきまして、その一部を共有持分として譲渡することにより、固定資産売却益約13,000百万円を特別利益に計上する見込みです。これに伴う税金費用を調整した結果、前回（2023年5月12日）発表の業績予想との比較において、親会社株主に帰属する当期純利益（連結）および当期純利益（個別）を上方修正しています。（注）本資料に掲載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報および合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。