ワコールＨＤ、前期最終を赤字縮小に上方修正

　ワコールホールディングス <3591> [東証Ｐ] が5月11日大引け後(16:00)に業績修正(国際会計基準=IFRS)を発表。23年3月期の連結最終損益を従来予想の40億円の赤字→18億円の赤字(前の期は17.3億円の黒字)に上方修正し、赤字幅が縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終損益も従来予想の82億円の赤字→60億円の赤字に上方修正し、赤字幅が縮小する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　売上高の状況に応じて、人件費や広告販促費の投下をコントロールしたこと及びフレックス定年制度の一部改定および特別運用実施に伴う人員減の影響を精緻に計算した結果、売上原価および販売費及び一般管理費の費用削減を見込んでいることから、通期の業績予想を修正いたします。