ＮＩＳＳＨＡ、上期最終を一転赤字に下方修正、通期も減額

　ＮＩＳＳＨＡ <7915> [東証Ｐ] が5月11日大引け後(15:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。23年12月期第1四半期(1-3月)の連結最終損益は7.8億円の赤字(前年同期は32.8億円の黒字)に転落した。
　併せて、1-6月期(上期)の同損益を従来予想の22億円の黒字→11億円の赤字(前年同期は79億円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。
　上期業績の悪化に伴い、通期の同利益を従来予想の62億円→10億円(前期は101億円)に83.9％下方修正し、減益率が38.9％減→90.1％減に拡大する見通しとなった。

　直近3ヵ月の実績である1-3月期(1Q)の売上営業損益率は前年同期の6.0％→-1.6％に急悪化した。

株探ニュース