後場の日経平均は117円安でスタート、レノバや太陽誘電などが下落

配信元:フィスコ
投稿:2023/05/10 13:07
[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;29124.94;-117.88TOPIX;2086.60;-10.95


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比117.88円安の29124.94円と、前引け(29113.33円)とほぼ同水準スタート。ランチタイム中の日経225先物は29110円-29130円のレンジでもみ合い。ドル・円は1ドル=135.10-20円と午前9時頃から10銭ほど円高・ドル安水準。アジア市況は上海総合指数が下げて始まった後も軟調で1.1%ほど下落している一方、香港ハンセン指数はマイナス圏で推移し0.5%ほど下落している。後場の日経平均は前引けとほぼ同水準で始まった。朝方はやや軟調だったダウ平均先物の下値が堅いことが東京市場で安心感となっているほか、3月期決算発表が佳境となる中、好業績銘柄への関心が高まっており、相場の支えとなっているもよう。一方、昨日、日経平均が終値ベースで年初来高値となったことから利益確定売りが出やすく、また、米国で今晩、4月の米消費者物価指数(CPI)が発表されることから、これを見極めたいとして積極的な買いは見送られているようだ。

 セクターでは、医薬品、ゴム製品、電気機器が下落率上位となっている一方、鉄鋼、鉱業、卸売業が上昇率上位となっている。東証プライム市場の売買代金上位では、レノバ<9519>三菱自<7211>太陽誘電<6976>第一三共<4568>三菱電<6503>、川崎船<9107>レーザーテック<6920>花王<4452>東エレク<8035>エーザイ<4523>が下落。一方、冶金工<5480>、丸井G<8252>ラウンドワン<4680>、ニトリHD<9843>三菱商事<8058>、JFE<5411>ローム<6963>ディスコ<6146>日本製鉄<5401>神戸鋼<5406>が上昇している。

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