奥村組、前期経常を15%上方修正、配当も23円増額

配信元:株探
投稿:2023/05/09 10:00
 奥村組 <1833> [東証P] が5月9日午前(10:00)に業績・配当修正を発表。23年3月期の連結経常利益を従来予想の112億円→129億円(前の期は140億円)に15.2%上方修正し、減益率が20.1%減→7.9%減に縮小する見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の66.9億円→83.9億円(前年同期は65.6億円)に25.4%増額し、増益率が2.0%増→27.9%増に拡大する計算になる。

 業績好調に伴い、前期の年間配当を従来計画の200円→223円(前の期は172円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 (個別業績予想) 土木事業の売上総利益率が改善したことによる売上総利益の増加等により、営業利益は前回発表予想を約1,380百万円上回る約12,080百万円、経常利益は同約1,560百万円上回る約13,860百万円、当期純利益は同約1,210百万円上回る約11,760百万円となる見込みです。 また、土木事業及び建築事業の売上総利益率は11.6%(土木16.7%、建築8.1%)となる見込みです。(前回発表予想11.1%(土木15.4%、建築8.0%))(連結業績予想) 個別業績予想の修正に伴い、連結業績予想の修正を行うものです。

  利益配分については、経営上の最重要課題の一つと認識しており、連結配当性向70%以上(業績にかかわらず自己資本配当率(DOE)2.0%を下限とする)を現中期経営計画(2022~2024年度)期間中の株主還元方針としています。 この株主還元方針を踏まえた上で、当期の年間配当金予想については、資金需要等を勘案し、個別配当性向70%相当額としており、1株当たり期末配当金を前回予想の134円から23円増配した157円に修正し、1株当たり年間配当金を中間配当金66円と合わせた223円といたします。(注)上記の予想は、現時点における入手可能な情報に基づいており、実際の業績等は様々な要因により予想値とは異なる可能性があります。
配信元: 株探

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