AIGが決算受け上昇 損保事業での保険引受が貢献=米国株個別
保険のAIG<AIG>が上昇。前日引け後に1-3月期決算(第1四半期)を発表し、1株利益が予想を上回ったほか、保険料収入も予想を上回っている。四半期配当を1株0.36ドルへの増配も発表した。
同社のザフィノCEOは、損害保険事業の業績向上に注力したことが奏功したと述べている。「損保事業では優れた保険引受とボラティリティ管理に注力するという戦略により、長期に渡る持続的な成長と保険引受の収益性を実現した」と語った。
アナリストは「予想を上回る業績は損害保険と生命保険事業の両方で現れた投資収益に牽引されたものだ」と述べている。また、「同社の損保事業の基礎損失率はここ数年で最高の水準を維持しており、今後も改善する余地がある」との指摘も聞かれた。
(1-3月・第1四半期)
・1株利益(調整後):1.63ドル(予想:1.43ドル)
・保険料収入:69.7億ドル(予想:68.5億ドル)
・ROE(調整後):8.7%(予想:7.4%)
・1株純資産(調整後):58.87ドル(予想:55.50ドル)
・異常災害損害:2.64億ドル(予想:2.59億ドル)
・合算比率:91.9%(予想:91.4%)
・損害比率:59.8%(予想:60.4%)
(NY時間15:16)
AIG<AIG> 54.26(+4.38 +8.77%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
同社のザフィノCEOは、損害保険事業の業績向上に注力したことが奏功したと述べている。「損保事業では優れた保険引受とボラティリティ管理に注力するという戦略により、長期に渡る持続的な成長と保険引受の収益性を実現した」と語った。
アナリストは「予想を上回る業績は損害保険と生命保険事業の両方で現れた投資収益に牽引されたものだ」と述べている。また、「同社の損保事業の基礎損失率はここ数年で最高の水準を維持しており、今後も改善する余地がある」との指摘も聞かれた。
(1-3月・第1四半期)
・1株利益(調整後):1.63ドル(予想:1.43ドル)
・保険料収入:69.7億ドル(予想:68.5億ドル)
・ROE(調整後):8.7%(予想:7.4%)
・1株純資産(調整後):58.87ドル(予想:55.50ドル)
・異常災害損害:2.64億ドル(予想:2.59億ドル)
・合算比率:91.9%(予想:91.4%)
・損害比率:59.8%(予想:60.4%)
(NY時間15:16)
AIG<AIG> 54.26(+4.38 +8.77%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。
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