リスク管理はしっかりと・・・
5月相場がスタートしました。過去の統計データを見ると5月相場の成績は
●勝率47.5%
●平均損益 0.65%
と勝率は50%を下回るものの、平均損益はプラスとなっており、若干株価が上がりやすい月と言えそうです。特に5月は決算発表が本格化する時期で、決算次第で株価が大きく動きます。
特に大型株の決算発表では保守的な業績予想を出すため、失望売りや利益確定売りが出やすく、売り優勢の展開になりやすい月でしょう。
一方、中小型株は強気の業績予想を出す場合が多く、好決算期待で買いを集める展開となりやすいです。
このように過去の傾向では5月相場は、強気の業績予想を出した銘柄の株価が上がりやすい傾向があるのですが、それよりも重要なのが・・・
●1年を通じて6月から7月にかけて日本株は天井をつけやすい
ということです。米国では「sell in May(5月に株を売れ)」ということわざがあるように、夏場は株価が下がりやすい傾向が強いのです。今年は金融政策に左右されやすい相場となっており過去の傾向からは外れる可能性もありますが、頭の片隅に「売り時」を意識してトレードしたほうが良いかもしれません。
FOMCが終わり連休明けは相場のトレンドがガラッと変わる可能性もあります。銘柄によっては予想外に株価が変動する可能性がありますのでリスク管理はしっかりとおこなっておきましょう。
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