今仙電機、前期経常を一転97％減益に下方修正

　今仙電機製作所 <7266> [東証Ｐ] が4月28日大引け後(15:30)に業績修正を発表。23年3月期の連結経常利益を従来予想の6億2000万円→2000万円(前の期は6億1600万円)に96.8％下方修正し、一転して96.8％減益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の5億4700万円の黒字→5300万円の赤字(前年同期は3300万円の黒字)に減額し、一転して赤字計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　通期の連結業績予想につきましては、為替換算による上振れ影響があるものの、国内・アジアの減産影響などにより売上高は前回予想に対し微増となる見込みです。営業利益につきましては減産影響により、経常利益は為替差益の縮小などによりそれぞれ前回予想を下回る見込みとなりました。また親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、繰延税金資産の取崩しなどにより前回予想を下回る見込みとなりました。(注)上記の予想は本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想値と異なる可能性があります。