レシップHD、前期経常を赤字縮小に上方修正

配信元:株探
投稿:2023/04/26 15:30
 レシップホールディングス <7213> [東証P] が4月26日大引け後(15:30)に業績修正を発表。23年3月期の連結経常損益を従来予想の4億円の赤字→2.1億円の赤字(前の期は3.2億円の黒字)に上方修正し、赤字幅が縮小する見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の3.7億円→5.6億円(前年同期は10.9億円)に50.8%増額し、減益率が65.9%減→48.6%減に縮小する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  売上高につきましては、産業機器事業(エネルギーマネジメントシステム事業)において、バッテリー式フォークリフト用充電器を中心とした需要が堅調なこと等により、前回予想を上回ることが見込まれます。また、利益面においては販売価格の改定や製造経費・販売費及び一般管理費における全社的なコスト削減が想定以上に進んだことや売上高の伸長に加え、為替レートが想定より円安で推移した結果、各段階利益について、前回予想値を上回る見通しとなりました。営業外収益(為替差益)の計上について2023年3月期 第3四半期連結累計期間(2022 年4月1日~2022年12月31日)において、為替差益 91百万円を営業外収益に計上 しておりましたが、為替相場の変動により2023年3月期連結会計年度(2022年4月1日~2023年3月31日)においては、為替差益 111百万円を 営業外収益に計上する見通しであります。これは主に、当社が保有する外貨建資産に対し、 為替相場が前期末と比較し円安に推移したことにより発生したものであります。※上記の予想は、本資料発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後の様々な要因により異なる可能性があります。
配信元: 株探

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