佐賀銀、前期経常を一転8％増益に上方修正

　佐賀銀行 <8395> [東証Ｐ] が4月25日大引け後(15:30)に業績修正を発表。23年3月期の連結経常利益を従来予想の62億円→75億円(前の期は69.7億円)に21.0％上方修正し、一転して7.5％増益見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の0.3億円→13.3億円(前年同期は35.5億円)に36倍増額し、減益率が99.0％減→62.4％減に縮小する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　銀行単体において、有価証券の評価損の大きい銘柄を処分した事により売却損を計上したものの、貸出金利息や役務取引等収益が当初予想を上回る見込みとなったことに加え、経費や与信関連費用が当初予想を下回る見込みとなったこと等から、2023年3月期通期の業績予想を上方修正するものです。 また、連結業績予想の修正は、主に単体業績予想の修正によるものです。※本資料に記載されている業績予想は、現時点で入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる結果となる可能性があります。