ギークス、前期経常を24％上方修正

　ギークス <7060> [東証Ｐ] が4月25日大引け後(15:30)に業績修正を発表。23年3月期の連結経常利益を従来予想の4.5億円→5.6億円(前の期は11.3億円)に24.4％上方修正し、減益率が60.4％減→50.7％減に縮小する見通しとなった。ただ、通期の連結最終利益は従来予想の2.6億円→2.3億円(前の期は7億円)に11.5％下方修正し、減益率が63.1％減→67.4％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の1.8億円→2.9億円(前年同期は4.8億円)に58.8％増額し、減益率が61.3％減→38.5％減に縮小する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　2023 年３月期の通期連結業績予想につきまして、IT 人材事業における稼働者数の増加および受注単価の上昇、ゲーム事業の一部運営タイトルの売上高増加、管理コストの抑制等によって、売上高、営業利益、経常利益は前回予想を上回る見込みです。一方で、投資有価証券評価損の計上によって、親会社株主に帰属する当期純利益は下回る見込みとなりました。（注）上記予想は、本資料発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後の様々な要因によって予想値と異なってくる可能性があります。