兼松サステ、前期経常を31％下方修正

　兼松サステック <7961> [東証Ｓ] が4月18日大引け後(15:30)に業績修正を発表。23年3月期の連結経常利益を従来予想の8.5億円→5.8億円(前の期は11.1億円)に31.3％下方修正し、減益率が23.7％減→47.6％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の4.4億円→1.8億円(前年同期は6.7億円)に59.6％減額し、減益率が33.1％減→73.0％減に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　一昨年来のウッドショックによる木材価格の高騰から反転、国内の木材需給の緩和を受け、木材価格は調整局面で推移いたしました。また新設住宅着工戸数の減少による市場環境の悪化や、当社事業全般における為替相場の急激な円安の影響による資材価格の高騰も重なり、当初の想定以上に利益が圧迫されることとなりました 。以上のことから、2023年１月27日に公表した2023年３月期の連結業績予想を下回る見込みとなったため、業績予想を修正するものであります。（注）上記の業績予想は、当社が現在入手している情報および合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく変動する可能性があります。