決算マイナス・インパクト銘柄 【東証スタンダード・グロース】引け後 … 出前館、アイドマＨＤ、井筒屋 (4月12日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証スタンダード・グロースの銘柄である。株価が決算発表前日の4月11日から12日の決算発表を経て13日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　ホームポジ <2999>
　23年8月期第2四半期累計(22年9月-23年2月)の経常利益(非連結)は前年同期比84.4％減の9300万円に大きく落ち込み、通期計画の8億4800万円に対する進捗率は11.0％にとどまり、さらに前年同期の84.2％も下回った。

▲No.2　バリオ <4494>
　23年2月期の最終利益(非連結)は前の期比23.4％減の3億8300万円になり、24年2月期も前期比19.6％減の3億0800万円に減る見通しとなった。

▲No.3　旭化学 <7928>
　23年8月期第2四半期累計(22年9月-23年2月)の連結経常利益は前年同期比51.7％減の1億9000万円に大きく落ち込んだが、通期計画の1億8000万円に対する進捗率が105.6％とすでに上回り、さらに5年平均の55.3％も超えた。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<2999> ホームポジ 　　東Ｓ 　 -13.06 　　4/12　　上期　　　-84.45
<4494> バリオ 　　　　東Ｓ 　 -12.92 　　4/12　本決算　　　-18.08
<7928> 旭化学 　　　　東Ｓ 　 -11.38 　　4/12　　上期　　　-51.65
<8260> 井筒屋 　　　　東Ｓ　　 -9.80 　　4/12　本決算　　　-44.19
<6734> ニューテック 　東Ｓ　　 -8.13 　　4/12　本決算　　　 -1.33

<9812> テーオーＨＤ 　東Ｓ　　 -7.95 　　4/12　　　3Q　　　　黒転
<9876> コックス 　　　東Ｓ　　 -7.19 　　4/12　本決算　　　 11.64
<3550> ＡＴＡＯ 　　　東Ｇ　　 -6.85 　　4/12　本決算　　　　黒転
<7373> アイドマＨＤ 　東Ｇ　　 -6.09 　　4/12　　上期　　　 43.09
<2484> 出前館 　　　　東Ｓ　　 -2.22 　　4/12　　上期　　　　赤縮

<2186> ソーバル 　　　東Ｓ　　 -2.21 　　4/12　本決算　　　　0.46
<8166> タカキュー 　　東Ｓ　　 -1.27 　　4/12　本決算　　　　黒転
<9835> ジュンテン 　　東Ｓ　　 -1.00 　　4/12　本決算　　　-45.77
<2653> イオン九州 　　東Ｓ　　 -0.48 　　4/12　本決算　　　 -9.39
<7450> サンデー 　　　東Ｓ　　 -0.32 　　4/12　本決算　　　 -4.46

<3174> ハピネス＆Ｄ 　東Ｓ　　 -0.22 　　4/12　　上期　　　-92.66

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした13日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース