山田コンサル、前期経常を9%上方修正・5期ぶり最高益、配当も4円増額

配信元:株探
投稿:2023/04/06 15:00
 山田コンサルティンググループ <4792> [東証P] が4月6日大引け後(15:00)に業績・配当修正を発表。23年3月期の連結経常利益を従来予想の26.6億円→29億円(前の期は25.7億円)に9.0%上方修正し、増益率が3.5%増→12.8%増に拡大し、5期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の17.5億円→19.9億円(前年同期は20.3億円)に13.7%増額し、減益率が14.1%減→2.3%減に縮小する計算になる。

 業績好調に伴い、前期の年間配当を従来計画の47円→51円(前の期は46円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 1.売上高コンサルティング事業は、M&Aアドバイザリーなどの各種コンサルティングが順調だったことから当初予想を上回る見込みとなりましたが、投資事業において当初見込んでいたファンド投資株式の売却が来年度に持ち越しとなりました。結果、全体としては当初予想を280百万円下回る見込みとなりました。2.営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益売上総利益率の高いコンサルティング事業の売上高が増収見込みとなったことから、営業利益、経常利益、親会社に帰属する当期純利益のいずれにつきましても、当初予想を上回る見込みとなりました。

  当社は、株主に対する利益還元を経営の重要課題の一つとして認識し、「高水準かつ安定的な配当」を続けていくことを基本方針としております。 この基本方針の下、具体的な指標としては、連結配当性向50%を上限とすることとしておりますが、これに、少なくともDOE(株主資本配当率)5%を目途に安定配当とする指標を加え、当社グループ全体の利益水準及び財政状態等を総合的に勘案しながら中間配当額及び期末配当額を決定しております。 2023年3月期につきましては、親会社に帰属する当期純利益が当初予想を上回る見込みとなったことから、上記配当方針に基づき、期末配当を前回予想から1株当たり4円増配の1株当たり28円となる見込みとなりました。 年間配当額は、前回予想から1株当たり4円増配の1株当たり51円となる見込みとなりました。(注)上記の通期連結業績予想及び期末配当予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績及び配当は今後の様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。
配信元: 株探

関連銘柄

銘柄 株価 前日比
1,929.0
(12/30)
-41.0
(-2.08%)