銚子丸、今期経常を62％上方修正

　銚子丸 <3075> [東証Ｓ] が3月30日大引け後(15:20)に決算を発表。23年5月期第3四半期累計(22年6月-23年2月)の経常利益(非連結)は前年同期比63.1％減の5.7億円に大きく落ち込んだ。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の3.8億円→6.2億円(前期は16.7億円)に62.1％上方修正し、減益率が77.2％減→63.0％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した12-5月期(下期)の経常利益も従来予想の2億円→4.4億円(前年同期は8億円)に2.2倍増額し、減益率が74.3％減→44.6％減に縮小する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である12-2月期(3Q)の経常利益は前年同期比41.6％減の3.9億円に落ち込んだが、売上営業利益率は前年同期の5.2％→7.9％に改善した。

株探ニュース