三菱化工機、世界の水問題解決に取り組むWOTAに出資

配信元:PR TIMES
投稿:2023/03/24 13:47
三菱化工機株式会社(代表者:田中利一 所在地:川崎市、以下「三菱化工機」という)は、このたび、WOTA株式会社(代表者:前田瑶介、所在地:東京都中央区 以下「WOTA(ウォータ)」という)に出資することを決定しました。本出資を通じて「水」に関する社会的課題の解決と、持続可能な循環型社会の実現を推進してまいります。




 現在、世界人口の増加や人口分布に対する水資源の偏在等による水不足、水質汚染の進行が懸念され、2050年には世界で約50億人が水不足の影響を受けると予測されています※1 。水関連の問題は、持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals;SDGs)においても 「目標6:安全な水とトイレを世界に」に設定されるなど、喫緊の課題となっています。

 WOTAは「水問題を構造からとらえ、解決に挑む」を存在意義に掲げ、水に関する世界的な課題解決にむけて「水処理自律制御技術」および「小規模分散型水循環システム」の開発と販売を行なっております。

 一方、三菱化工機は1950年代後半より、環境事業の先駆けとなる水質汚濁の防止に取り組んできました。そして2022年に設定した「三菱化工機グループ2050経営ビジョン」の中で、「水・食料」を含む解決すべき5つの社会課題と、それらの課題について当社が対応していく4つの戦略的事業領域※2を設定しています。その一つ「水・食料・自然災害等の課題解決に向けた次世代技術開発事業」において両社のビジョンは一致しており、シナジーによる社会課題解決への更なる貢献が見込めると判断し、今回の出資を決定いたしました。

 水問題への取り組みは、三菱化工機の中核事業および長期的な2050経営ビジョンとも重なるものです。今後も三菱化工機は、企業、団体をはじめとするさまざまなパートナーと連携を図りながら、社会的課題に対する取り組みを推進してまいります。

※1:国連 World Water Development Report 2018
※2:三菱化工機グループが取り組む5つの社会課題と、4つの戦略的事業領域(「三菱化工機グループ2050経営ビジョン」より)


三菱化工機グループが取り組む5つの社会課題と、4つの戦略的事業領域



■三菱化工機株式会社 会社概要
代表者:取締役社長 田中 利一
所在地:神奈川県川崎市川崎区大川町2番1号
設立:1949年9月1日(創立1935年5月1日)
URL:https://www.kakoki.co.jp/


■WOTA株式会社 会社概要
代表者:代表取締役CEO 前田瑶介
所在地:東京都中央区日本橋馬喰町一丁目13番13号
設立:2014年10月24日
URL:https://wota.co.jp/


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