サン電子、非開示だった今期経常は50%増で2期連続最高益、未定だった配当は20円実施

配信元:株探
投稿:2023/03/22 16:00
 サン電子 <6736> [東証S] が3月22日大引け後(16:00)に業績・配当修正を発表。非開示だった23年3月期の業績予想は連結経常利益が前期比49.9%増の145億円を見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しと発表した。

 同時に、従来未定としていた期末一括配当は20円(前期は40円)実施する方針とした。

※業績予想がレンジで開示されている場合は、レンジの中央値に基づいて記事を作成しています。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 今期は、連結子会社であったCellebrite DI Ltd.(以下、「Cellebrite社」という。)は、当社の持分割合の変更により、第4四半期より持分法適用会社となりました。その影響により、当社の連損益結計算書において、Cellebrite社の第4四半期の損益計算書は、第4四半期の持分損益に表示されています。また、Cellebrite社が、当社の連結子会社であった2021年8月30日において米国ナスダック市場に上場する際に締結した合併契約にて、価格調整条項、TWC Tech Holdings II Corp.から承継した特定の権利制限株式及びワラント負債について負債として認識しております。当該負債は、Cellebrite社の株価変動等による公正価値の変動により、当社グループの業績及び財政状態に影響を与えます。詳細は、2022年3月15日公表の「営業外収益の計上に関するお知らせ」をご確認ください。なお、Cellebrite 社を含む持分法適用会社及び海外子会社の決算日は2022年12月31日であります。連結決算の業績予想にあたっては、同決算日現在の財務諸表を使用しておりますが、当該決算日と連結決算日が異なることから生じる連結会社間取引に係る会計記録の重要な不一致については、連結上必要な調整を行っています。

 当社では、将来に向けての事業展開と経営基盤を強化し中期的な企業価値向上を実現する為、中長期のフリー・キャッシュ・フローを考慮しつつ、配当性向を勘案し、業績に応じた積極的かつ弾力的な利益配当を行っていくことを基本方針としております。当期の配当につきましては、当期の業績が堅調に推移していることや財政状態を勘案した結果、期末配当予想を 1 株当たり 20 円とすることといたしました。以 上
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