三菱自が大幅続落、新中期計画発表も円高重荷で25日移動平均線下回る
三菱自動車工業<7211.T>が大幅続落した。前週末10日の取引終了後に中期経営計画を発表した。26年3月期の営業利益を2200億円(23年3月期の見通しは1700億円)に伸ばすほか、電池の調達に向け30年度までに総額2100億円を投じる。更に、今後6年間で研究開発費・設備投資の総額を過去の水準と比較して約3割増加させる。もっとも今回の中期計画を巡っては事前の観測報道があった。円高進行を受けた自動車セクターへの売りが膨らむなかで、公表を手掛かり視して買い向かう動きは限定的となっている。株価は25日移動平均線を割り込むと、下げ足を速める展開となった。
出所:MINKABU PRESS
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