決算マイナス・インパクト銘柄・引け後 … 鎌倉新書、アルチザ、Casa (3月9日発表分)

配信元:株探
投稿:2023/03/10 15:22

―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―

 企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

 以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の3月8日から9日の決算発表を経て10日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.2 ギグワークス <2375>
 23年10月期第1四半期(22年11月-23年1月)の連結経常利益は前年同期比89.1%減の700万円に大きく落ち込み、通期計画の4億9000万円に対する進捗率は1.4%にとどまり、5年平均の21.6%も下回った。

▲No.3 不二電機 <6654>
 23年1月期の経常利益(非連結)は前の期比36.5%増の3億7400万円に拡大したが、24年1月期は前期比29.1%減の2億6500万円に減る見通しとなった。

▲No.4 テンポスHD <2751>
 23年4月期の連結経常利益を従来予想の30.8億円→21.8億円(前期は29.1億円)に29.2%下方修正し、一転して25.3%減益見通しとなった。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード 銘柄名    市場  下落率  発表日 決算期 経常変化率

<6184> 鎌倉新書    東P   -13.54   3/ 9 本決算    25.18
<2375> ギグワークス  東S   -7.93   3/ 9   1Q   -89.06
<6654> 不二電機    東S   -3.71   3/ 9 本決算   -29.14
<2751> テンポスHD  東S   -2.67   3/ 9   3Q   -25.58
<6778> アルチザ    東S   -2.60   3/ 9  上期   -44.64

<7196> Casa    東P   -1.80   3/ 9 本決算    3.80
<7640> トップカルチ  東S   -0.51   3/ 9   1Q   -85.91

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした10日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

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