―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の3月1日から2日の決算発表を経て3日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.1 ナトコ <4627>
23年10月期第1四半期(22年11月-23年1月)の連結経常利益は前年同期比84.6%減の5700万円に大きく落ち込み、11-4月期(上期)計画の5億9000万円に対する進捗率は9.7%にとどまり、5年平均の50.0%も下回った。
▲No.3 ダイサン <4750>
23年4月期の連結経常損益を従来予想の2億4000万円の黒字→1100万円の赤字(前期は7900万円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。
▲No.4 Rフィールド <2910>
23年4月期の連結経常利益を従来予想の21.1億円→13.4億円(前期は21.8億円)に36.5%下方修正し、減益率が3.2%減→38.5%減に拡大する見通しとなった。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<4627> ナトコ 東S -4.06 3/ 2 1Q -84.64
<9824> 泉州電 東P -3.15 3/ 2 1Q 28.14
<4750> ダイサン 東S -2.68 3/ 2 3Q 赤拡
<2910> Rフィールド 東P -2.47 3/ 2 3Q -33.59
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした3日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。
「1Q」は第1四半期決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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