エイチワン、今期最終を一転赤字に下方修正、配当も2円減額

　エイチワン <5989> [東証Ｐ] が2月10日大引け後(16:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。23年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結最終損益は10億円の赤字(前年同期は7.6億円の黒字)に転落した。
　併せて、通期の同損益を従来予想の14億円の黒字→6億円の赤字(前期は13.9億円の赤字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終損益も従来予想の13.4億円の黒字→6.5億円の赤字(前年同期は6.5億円の赤字)に減額し、一転して赤字計算になる。

　業績悪化に伴い、今期の年間配当を従来計画の26円→24円(前期は24円)に減額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結最終損益は10.6億円の赤字(前年同期は15億円の黒字)に転落し、売上営業損益率は前年同期の2.3％→-3.6％に急悪化した。

株探ニュース