東プレ、今期経常を一転35％減益に下方修正

　東プレ <5975> [東証Ｐ] が2月10日大引け後(16:00)に決算を発表。23年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比1.7％減の97.7億円となった。
　併せて、通期の同利益を従来予想の200億円→110億円(前期は170億円)に45.0％下方修正し、一転して35.3％減益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の34億円の黒字→55.9億円の赤字(前年同期は123億円の黒字)に減額し、一転して赤字計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常損益は68.1億円の赤字(前年同期は52.6億円の黒字)に転落し、売上営業利益率は前年同期の4.2％→2.5％に悪化した。

株探ニュース