扶桑薬、4-12月期(3Q累計)経常は3％増益・通期計画を超過、今期配当を10円増額修正

　扶桑薬品工業 <4538> [東証Ｐ] が2月10日後場(13:40)に決算を発表。23年3月期第3四半期累計(4-12月)の経常利益(非連結)は前年同期比2.7％増の20.6億円となり、通期計画の19億円に対する進捗率が108.4％とすでに上回り、さらに5年平均の100.3％も超えた。

　会社側が発表した第3四半期累計の実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した1-3月期(4Q)の経常損益は1.6億円の赤字(前年同期は0.1億円の赤字)に赤字幅が拡大する計算になる。

　同時に、今期の年間配当を従来計画の60円→70円(前期は60円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の経常利益は前年同期比1.2％増の6.6億円となったが、売上営業利益率は前年同期の5.1％→4.9％とほぼ横ばいだった。

株探ニュース