西鉄、今期経常を19％上方修正・7期ぶり最高益更新へ

　西日本鉄道 <9031> [東証Ｐ] が2月9日大引け後(16:00)に決算を発表。23年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比2.9倍の209億円に急拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の205億円→244億円(前期は139億円)に19.0％上方修正し、増益率が46.9％増→74.9％増に拡大し、7期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の73.3億円→112億円(前年同期は133億円)に53.2％増額し、減益率が45.1％減→15.9％減に縮小する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比19.4％増の77.9億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の5.4％→6.5％に改善した。

株探ニュース