大正薬ＨＤ、今期経常を48％上方修正

　大正製薬ホールディングス <4581> [東証Ｓ] が2月9日昼(12:30)に決算を発表。23年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比2.5倍の291億円に急拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の200億円→295億円(前期は184億円)に47.5％上方修正し、増益率が8.6％増→60.2％増に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の26.5億円→121億円(前年同期は141億円)に4.6倍増額し、減益率が81.3％減→14.3％減に縮小する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比62.6％増の118億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の6.9％→13.1％に急改善した。

株探ニュース