ネツレン、今期経常を21％下方修正

　高周波熱錬 <5976> [東証Ｐ] が2月7日大引け後(15:30)に決算を発表。23年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比14.9％減の26.6億円に減った。
　併せて、通期の同利益を従来予想の42億円→33億円(前期は44.1億円)に21.4％下方修正し、減益率が4.9％減→25.3％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の21.7億円→12.7億円(前年同期は22.7億円)に41.5％減額し、減益率が4.5％減→44.1％減に拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比35.6％減の6.3億円に落ち込み、売上営業利益率は前年同期の5.7％→3.8％に悪化した。

株探ニュース