デサント、10-12月期(3Q)経常は2倍増益、今期配当を12円増額修正

　デサント <8114> [東証Ｐ] が2月6日大引け後(15:00)に決算を発表。23年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比79.1％増の104億円に拡大し、通期計画の123億円に対する進捗率は84.9％に達し、さらに前年同期の77.2％も上回った。

　会社側が発表した第3四半期累計の実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した1-3月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比7.6％増の18.5億円に伸びる計算になる。

　同時に、期末一括配当を従来計画の28円→40円(前期は25円)に大幅増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比2.0倍の37億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の6.2％→8.3％に改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　売上高につきましては、連結子会社であるDESCENTE KOREA LTD.の業績が好調であることから、同社からの配当金が当初の見込みを大きく上回るため、前回予想を上回る見込みとなります。同様に、経常利益、当期純利益につきましても前回予想を上回る見込みとなります。（注）上記予想は、現時点で得られた情報に基づいて算出しております。したがって実際の業績は今後の様々な要因によって異なる結果となる可能性があります。