東洋埠頭、今期経常を一転2％増益に上方修正、配当も5円増額

　東洋埠頭 <9351> [東証Ｐ] が2月3日大引け後(16:00)に決算を発表。23年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比14.7％増の17.9億円に伸びた。
　併せて、通期の同利益を従来予想の16億円→18億円(前期は17.6億円)に12.5％上方修正し、一転して1.8％増益見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の2.7億円→4.7億円(前年同期は6.8億円)に73.3％増額し、減益率が60.3％減→31.3％減に縮小する計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の50円→55円(前期は50円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比3.5％減の4.6億円に減ったが、売上営業利益率は前年同期の4.2％→4.4％とほぼ横ばいだった。

株探ニュース