正興電はカイ気配スタート、23年12月期大幅増収増益で過去最高更新へ◇
正興電機製作所<6653.T>がカイ気配スタートで株価水準を一気に切り上げている。電力向け受変電設備や開閉装置などを主力とし、九州電力<9508.T>と日立製作所<6501.T>を主要顧客としており、安定した収益基盤が強みとなっている。1日取引終了後に発表した23年12月期の業績予想は売上高が前期比20%増の300億円、営業利益が同39%増の20億円と大幅増収増益で過去最高更新となる見通しだ。電力部門を中心に収益拡大基調が続く見込みにある。また、好業績を背景に株主還元も強化し、今期年間配当は前期実績に5円増配となる35円を計画。これを受けて水準訂正余地に期待した投資資金の流入が加速した。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
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