兼松サステ、今期経常を一転24%減益に下方修正、下期配当を見送り

配信元:株探
投稿:2023/01/27 18:10
 兼松サステック <7961> [東証S] が1月27日大引け後(18:10)に決算を発表。23年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比30.9%減の6億円に落ち込んだ。
 併せて、通期の同利益を従来予想の11.4億円→8.5億円(前期は11.1億円)に25.3%下方修正し、一転して23.7%減益見通しとなった。

 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の7.3億円→4.4億円(前年同期は6.7億円)に39.1%減額し、一転して33.1%減益計算になる。

 兼松によるTOBに伴い、従来30円を計画していた下期配当は見送る方針とした。

 直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比53.6%減の1.9億円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の10.5%→4.0%に急低下した。

株探ニュース
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