ホテルリート、前期経常を一転2.1倍増益に上方修正、分配金も349円増額

配信元:株探
投稿:2023/01/20 15:30
 ジャパン・ホテル・リート投資法人 <8985> [東証R] が1月20日大引け後(15:30)に業績・配当修正を発表。22年12月期の経常利益を従来予想の11.5億円→26.7億円(前の期は12.9億円)に2.3倍上方修正し、一転して2.1倍増益見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の経常利益も従来予想の16.2億円→31.4億円(前年同期は27.8億円)に92.9%増額し、一転して12.8%増益計算になる。

 業績好調に伴い、分配金を従来計画の333円→682円(前の期は366円)に大幅増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 2022年12月までの各ホテルの運営状況が概ね判明したことに伴い、2022年12月期通期の運用状況及び分配金の予想の修正を行うものです。10月に全国旅行支援が開始されたことによる国内レジャー需要の増加に加え、入国制限の大幅な緩和によるインバウンド旅行者の増加等により、本投資法人が保有するホテルの業績は回復基調にあります。2022年12月期通期の運用状況の予想において、不動産運用収益は、主に変動賃料、運営委託収入の増加により、前回予想より1,575百万円の増加を見込んでいます。また、物件にかかる各種費用及び営業費用等の見直し等により、営業費用については106百万円の増加、財務コストの減少等により、営業外費用については36百万円の減少を見込んでいます。結果として、当期純利益は前回予想比1,512百万円増加の2,671百万円を見込んでいます。
配信元: 株探

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