いちご、今期経常を一転34%増益に上方修正

配信元:株探
投稿:2023/01/12 15:20
 いちご <2337> [東証P] が1月12日大引け後(15:20)に決算を発表。23年2月期第3四半期累計(3-11月)の連結経常利益は前年同期比2.6倍の80億円に急拡大した。
 併せて、通期の同利益を従来予想の71.5億円→100億円(前期は74.7億円)に39.9%上方修正し、一転して33.9%増益見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した9-2月期(下期)の連結経常利益も従来予想の29.8億円→58.3億円(前年同期は48億円)に95.5%増額し、一転して21.4%増益計算になる。

 直近3ヵ月の実績である9-11月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比11倍の38.3億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の13.0%→14.7%に上昇した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 2. 2023年2月期通期連結業績予想の修正の理由当期においては、当社の心築事業が堅調に推移するとともに、ホテルの国内需要が力強く回復し、期初の想定を超えた当社ホテルの売上がストック収益の拡大に寄与いたしました。また、当社が運用するリートでは、Jリート業界において唯一無二の投資主目線の完全成果報酬制度を採用しておりますので、いちごオフィス(8975)の利益成長により当社の成果報酬の増加が見込まれます。これらにより、業績予想を上方修正いたします。また、当社は、経営指標として1株当たり当期純利益をはじめとした収益性を重視しており、売上高の予想を行っておりませんが、今回、通期の売上高が前期実績比で10%以上の増加が見込まれることから、新たに開示をさせていただいております。当社におきましては、サステナブル(持続可能)な社会を実現するための「サステナブルインフラ企業」として、大きな社会貢献を図るとともに、事業優位性のさらなる強化に取り組んでまいります。
配信元: 株探

関連銘柄

銘柄名称 株価 前日比
2337
373.0
(09/20)
+5.0
(+1.35%)