◆ “買い戻し”先行… - “133円半ば”へ
想定通り、欧米勢のファーストアクションは“買い戻し”からでした。
「米債券利回りとの相関性」が薄れつつある中、昨日は「中国・ゼロコロナ政策脱却」を好感する“リスク通貨買い”が先行しました。
この影響から円は主要通貨内で“最弱通貨”となり、ドル円は“133.584円”へと緩やかに水準を切り上げていきました。
一方、米国勢がマーケットに戻ってきたとはいえども、“流動性が乏しい”という事実に大きな変化はありません。
このため“不意な揺れ動き”はすれども、“一方向の動意”は限定されやすいという状況は残りやすいということになります。
◆ 基本は“方向感定まらず”だが…?
ただ本日は「スポット取引の年内最終応当日」となるだけに、実需絡みのフローが台頭しないとも限りません。
また冒頭で記した「米債券利回りとの相関性」は薄れつつあるとはいえども、「日米の金利格差」は依然として抗えない要因といえます。
そうなるといつ“仕掛け的な動き(ドル買いor円売り)”が入ってもおかしくない…?
基本的には“方向感定まらず”は継続と考えますが、調整主体の動意を踏まえれば、本日も“動くとすれば上方向”との認識で臨みたいところです。
前記“仕掛け的な動き”への期待もありますので…。
◆ ドル円 抵抗・支持ライン
※ボラティリティが拡大していますので、いつもより値幅を拡大しております。
136.131(200日移動平均線、日足・一目均衡表基準線)
136.000(大台)
135.267(12/15~12/20の61.8%戻し)
135.134(20日移動平均線)
135.008(11/22~12/20の38.2%戻し、大台)
134.792(ピボットハイブレイクアウト)
上値5:134.367(12/15~12/20の50%戻し)
上値4:134.174(日足・一目均衡表転換線、ピボット2ndレジスタンス)
上値3:134.000(大台)
上値2:133.838(ピボット1stレジスタンス)
上値1:133.584(12/27高値)
前営業日終値:133.488
下値1:133.209(-1σ)
下値2:133.000(大台)
下値3:132.869(12/20~12/27の23.6%押し、ピボット1stサポート)
下値4:132.630(12/27安値)
下値5:132.427(12/20~12/27の38.2%押し)
132.307(12/26安値、ピボット2ndサポート)
132.145(12/23安値、50週移動平均線)
132.069(12/20~12/27の50%押し、大台)
131.930(ピボットローブレイクアウト)
131.711(12/20~12/27の61.8%押し)
131.640(12/22安値)
131.504(12/21安値)
《10:35》
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