英ポンド週間見通し:弱含みか、日銀金融政策の今後の動向にも注目
配信元:フィスコ
投稿:2022/12/24 13:38
■下落、日本の金融緩和策修正観測で円買い強まる
今週のポンド・円は下落。日本銀行は12月20日開催の金融政策決定会合で長期金利の変動幅を拡大することを決定し、金融緩和策の修正観測が広がったことからポンド売り・円買いが活発となり、167円近辺から一時158円台後半まで反落。英国の景気後退入りを警戒したポンド売りも観測されており、週後半は主に160円台で推移した。取引レンジ:158円60銭-169円28銭。
■弱含みか、日銀金融政策の今後の動向にも注目
来週・再来週のポンド・円は弱含みか。英中央銀行は今後もインフレの抑止に向け追加利上げの方針だが、英国経済の先行き不透明感は深まり、ポンドは売られやすい展開となりそうだ。また、ポンドは対ドルで下押しされれば、対円でも下落基調が見込まれる。一方、日本銀行は来年前半にも緩和的な金融政策を修正するとの観測から円買い圧力は強まり、ポンドの下げにつながる可能性がある。
○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
・特になし
予想レンジ:157円00銭−162円00銭
<FA>
今週のポンド・円は下落。日本銀行は12月20日開催の金融政策決定会合で長期金利の変動幅を拡大することを決定し、金融緩和策の修正観測が広がったことからポンド売り・円買いが活発となり、167円近辺から一時158円台後半まで反落。英国の景気後退入りを警戒したポンド売りも観測されており、週後半は主に160円台で推移した。取引レンジ:158円60銭-169円28銭。
■弱含みか、日銀金融政策の今後の動向にも注目
来週・再来週のポンド・円は弱含みか。英中央銀行は今後もインフレの抑止に向け追加利上げの方針だが、英国経済の先行き不透明感は深まり、ポンドは売られやすい展開となりそうだ。また、ポンドは対ドルで下押しされれば、対円でも下落基調が見込まれる。一方、日本銀行は来年前半にも緩和的な金融政策を修正するとの観測から円買い圧力は強まり、ポンドの下げにつながる可能性がある。
○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
・特になし
予想レンジ:157円00銭−162円00銭
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